■カーテンの選び方

インテリアの雰囲気をがらっと変えるカーテン。
広い面積を占めるだけに、その役割は大切です。
でも、意外に「インテリアにぴったりのカーテンの選び方」って知らないですよね。
ここではその選び方をチェックしておきましょう。

カーテンを選ぶとき、何を重視していますか? 下のような順番で考えていくと、良いカーテン選びができるでしょう。

1.好みの色柄で選ぶ

作りたいお部屋の雰囲気は?
カーテンのスタイルも大切

●色柄で選ぶ [ カーテンの選び方 ]
カーテンは多彩な色や柄、織りやプリントのタッチを楽しむもの。まずはここから選びましょう。
色の基本は落ち着いたブラウンやベージュに爽やかなグリーン。
華やかさを作るなら赤やゴールド、元気さがほしいならオレンジや黄色。ブルーなどの寒色系も清潔な印象を生み出します。
彩度の低いグレーイッシュな色のカーテンは、近代的でシャープなインテリアにぴったり。モダンで個性的な印象を作れるでしょう。

・カーテンの柄にはこんなイメージのタイプがあります。

   * ナチュラル自然な暮らしを好むあなたに
   * エレガンス華やかな雰囲気を演出するなら
   * トラディショナル伝統あるモチーフでゴージャスに
   * ベーシックシンプルなライフスタイルに
   * モダン現代的で主張のあるおしゃれを
   * カジュアルかわいく元気な1日を彩る
   * 和風日本の色と柄を楽しむ暮らしに

人気の花柄でも、ガーデニングを楽しむような優しい雰囲気のナチュラルや、華麗で繊細なエレガンス、シャープで幾何学的なモダンなど、味わいは幅広いもの。
黒い糸が織り込まれた遮光カーテンも、味わい深い独特の色みを持っています。

カーテンだけを考えてしまうと、選択肢が多くて迷ってしまいますよね。決め手は、一番お気に入りの家具や小物を意識して。

例えば、窓辺に置きたいソファーがあるなら、その色を少し淡くした色のカーテンを背景にして引き立てる。寝室なら、お気に入りのピローケースの色の入った柄を選ぶ。
そんな、大切なものの色を1色意識して、その色の入ったカーテンを持ってくるのが、大好きなお部屋を作る基本です。
まずはお部屋を見回して、お気に入りの色を見つけて基本のカラーを決めておくと、たくさんのカーテンを前にして迷ったときのよりどころになるでしょう。

白を基調にした部屋と家具なら、ベーシックな色無地のカーテンで若々しく。
時々色の違うカーテンにかけ替えて変化を楽しむのも良いですね。

もちろん、気に入ったカーテンの色柄を先に決めて、小物を合わせる手もあります。
カーテンより少しビビッドな花瓶や時計、フォトフレームなどの小物を1アイテム飾るのも素敵。

同系色のクッションを用意するのも、手軽なコーディネートテクニックです。
カーテンと全く同じ生地でテーブルクロスやベッドスプレッドを仕立てて、統一感のあるお部屋を作る「マルチファブリック」は上級者のワザ。

・カーテンのスタイルも大切

色柄選びで同時に考えたいのはカーテンのスタイル。これは大きく言って2つあります。
波打つ布の豊かな自然な表情を楽しむなら、ドレープのスタイル。生地の色柄をより印象的に生かすなら、フラットなスタイルを選ぶと良いでしょう。

プリーツの基本は何と言っても、三ツ山ひだのスタイル。よりカジュアルな印象にするなら、ハトメタイプやループボタンにすると良いでしょう。
ループボタンには、ループの色とカーテンをコーディネートする楽しみもあります。

フラットなカーテンの代表はローマンシェード。
絵をかけるようにカーテンの色柄を楽しめます。
意外に和風のカーテンにも似合うんですよ。

フラットなまま左右に開閉するパネルカーテンはすっきりとした窓辺を作ります。
もっと元気でカジュアルに仕上げるならロールスクリーン。
上品な花柄で仕立てると、子供っぽくなりません。

2.カーテンの機能で選ぶ

お手入れのしやすさは?
季節感も忘れずに

●機能でしぼる [ カーテンの選び方 ]

カーテンは単なるおしゃれではありません。暮らしを守るさまざまな機能性を持った「道具」でもあるのです。
カーテン選びには、どんな機能のあるカーテンか、ということを考えるのも忘れないで。

a.プライバシー・安全の機能

防 炎

    防炎火事は最初の数分が大切。燃えにくい防炎加工のカーテンなら安心感が違います。

遮 光

    遮光安眠を守る遮光カーテン。

プライバシー保護にも効果的。
遮 音

    遮音外からの騒音をやわらげるだけでなく、中の生活音が外にもれにくいから安心です。

b.健康・快適の機能

消 臭

   消臭臭いだけでなく、シックハウス症候群の原因のひとつと言われるホルムアルデヒドを光触媒の力で分解。

防カビ

   防カビどうしても湿気のある窓辺。防カビ加工は忘れられない機能です。

マイナスイオン

   マイナスイオン開閉や風でゆらぐたびにマイナスイオンを発生、お部屋に清流のような快適さを加えます。

UVカット

   UVカット体にも有害で、インテリアの日焼けの原因にもなる紫外線を低減。

お手入れのしやすさはとっても大切

せっかく好きな色柄で選んだのに、長く吊しているうちに汚れてくるのは悲しいですよね。カーテンを選ぶときには、手軽に洗える、きれいに洗えるといった機能を重視してください。

ウォッシャブル

   ウォッシャブルご家庭で手軽に洗えます。
   東リ「エルーア」は全品ウォッシャブルです。

SR加工

   SR加工汚れを防ぐ「防汚加工」のカーテンは、よりきれいに洗えるのがうれしい!

はっ水

   はっ水水をはじく「はっ水性」には、汚れがしみ込みにくい効果もあるのです。

黒ずみ防止

   黒ずみ防止純白のレースが黒ずんでくるのを防ぎます。

カーテンはたくさんの糸が織りなす繊細なもの。家では洗えないというイメージがありますが、ウォッシャブルのカーテンなら大丈夫。洗濯の仕方は、絵表示をよく確かめて。
季節感も忘れずに

ヨーロッパの人たちは、季節によってカーテンをかけ替えて、ぴったりのカーテンを楽しんだり、お部屋の気分転換をしているとか。

カーテンと季節は、ただ変化を楽しむだけでなく、保温断熱性を替えるのがポイント。
春は風通しの良い薄手のカーテン、夏は冷房効果を逃がさず、外の熱を入れない断熱性の高いもの、と考えておけば、省エネ効果もあるのです。
秋冬は保温性の高い厚手のカーテンに。これに色を合わせて、春の黄色やグリーン、夏のブルー、秋の茶系、冬には暖かな赤味を持ってくると、日本らしい四季の楽しさも満喫できます。

保温断熱性を重視するなら、カーテンレールも両端が壁側にカーブしたラウンドタイプにしておけば、夏冬に透き間を防いで冷暖房の効果が高まります。
春秋のカーテンは少しだけ幅を短めにすれば、ラウンド部分にカーテンがかからず、風通しが良くなります。
もちろん、冬のカーテンはしっかり床までたらして、下からの冷えを防ぎましょう。

裏地を使えば、外からの見た目も美しくなり、遮光性や保温性も高まります。

3.サイズをしっかり測る

窓の形に合わせて
1つの部屋に2つの窓なら

サイズで決める [ カーテンの選び方 ]
サイズをしっかり測る

カーテンは単なるおしゃれではありません。暮らしを守るさまざまな機能性を持った「道具」でもあるのです。カーテン選びには、どんな機能のあるカーテンか、ということを考えるのも忘れないで。

せっかく選んだカーテンが、丈が長すぎて床にすったりしては美しさも台なし。サイズをしっかり測りましょう。窓のサイズと言っても、カーテンはレールの長さと高さで考えます。カーテンレールは窓よりも少し長めにしておくと、保温性も高くなり、カーテンが大きく開くので解放感の高い窓辺が作れます。その高さも、窓の上ぎりぎりと決まったわけではありません。天井近くから吊り降ろすと、広いリビングルームのスペース感を生かすことができ、より豪華な感じになるでしょう。

●基本のドレープカーテンの場合は、次のように採寸しましょう。

「幅」

  カーテンレールの長さを測ります。両端の飾りは抜きで、カーテンが行き来する長さを測ること。その長さを1.05倍すると、ちょうど良いゆとりのある仕上がり寸法になります。

「高さ」

  カーテンレールの金具(ランナー)の下端から床までの長さを測ります。お好みの長さで良いのですが、ドレープカーテンなら測ったよりも1センチ短く、レースは2センチ短く、といったあたりが安心な数字かもしれません。

但し、特殊なカーテンスタイルの場合、例えばハトメタイプではカーテンはレールより上に出ますし、ループボタンではループの長さ分、レールより下がります。また、別の器具になるロールスクリーンやローマンシェード、専用レールのパネルカーテンなど、スタイルに応じて採寸の方法も変わります。

●窓の形に合わせて

横幅が狭く縦長の窓には、ローマンシェードやロールスクリーンが似合いますが、窓のデザインによっては優雅なドレープを片開きに合わせるのも素敵。出窓でも、窓の曲線に沿ってカーテンをつけるか、まっすぐ壁のラインにするか、迷いどころです。完璧なルールはありませんから、ここはお好みで選んでください。機能面も考慮して、それぞれのスタイルに適したサイズを専門家とも相談しながらしっかり測ることが大切なのです。

1つの部屋に2つの窓なら

例えば、狭い壁をはさんで2つの窓が並んでいる場合、それぞれの窓にカーテンをつけるとちまちました落ち着きのない感じになるかもしれません。写真のように大きくゆったりしたバルーンシェードなどを合わせると、落ち着いた印象の部屋となるでしょう。

それから、広いリビングなどで、大きな掃出し窓(庭やバルコニーに向かった床から背丈以上の高さの窓)と、腰高の窓がある場合。同じカーテンを使って、掃出し窓にはドレープ、腰高の窓にはプレーンシェードと、スタイルを変えてみるのも良いテクニックです。

掃出し窓と腰高窓、どちらもドレープで行く場合、腰高窓の方も床までのカーテンにしてみると、統一感のある落ち着いたインテリアになるでしょう。

カーテン選びとは生地を選ぶこと、なんて思っていませんか?
今、カーテンはインテリアに合わせてスタイルで選ぶ時代です。カーテンは開いた時に大きな面となるため、家具以上にお部屋の個性を決めるアイテムです。
あなたはどんなスタイルのカーテンがお好みですか?お部屋にあったカーテンをじっくり探してみましょう。

カーテンスタイルブック
スタイルの基本

まずは、カーテンのさまざまな吊り方をご紹介。カーテンは窓の大きさにぴったり合わせるもの、と思い込んでいませんか?
たとえ同じ窓のカーテンでも、丈の長さや吊るす位置を変えることによって、印象がまったく違ってきます。

基本縫製

   プリーツ加工プリーツ加工
   ハトメタイプハトメタイプ
   ループボタンループボタン
   ナチュラルウェーブナチュラルウェーブ
   フラット縫製

ナチュラルでゆったりとしたウェーブや、裾までのしっかりとしたプリーツまで。
カーテンがもつ本来の美しさをより際立たせるための基本的な縫製パターンです。

ヘッドスタイル

   リボンタイプ
   バランス

カーテンはヘッドスタイルによって、シックに、モダンに、そしてカジュアルに、お部屋の演出イメージを大きく変えることができます。

色合わせの楽しみ

   ツートンカラータテ
   ツートンカラーヨコ
   パネルカーテングラデーション
   マルチファブリック

窓辺の表情豊かにするために、配色は大切なポイント。違う色柄のカーテンを組みあわせ、コーディネートを楽しみましょう。ツートンカラーなど、色とスタイルを組みあわせることで個性的でバリエーション豊かな表現ができます。

オプション縫製

   トリム縫製
   マクラメ縫製
   バイアステープ縫製
   ウエイトテープ縫製

裾や縁を飾ることで、カーテンの印象は豪華なものに変わります。オプション縫製により、グレードの高いインテリアを目指しましょう。

パネルカーテン

   レールタイプレールタイプ
   簡易タイプ簡易タイプ

窓辺をすっきり見せるパネルカーテン。
専用のレールを使えば2枚から6枚までのパネルで、多彩な開閉パターンを楽しむことができます。

ローマンシェード-1 プレーンシェード

   プレーンシェードプレーンシェード
   プレーンシェード電動シェード
   プレーンシェードペアシェード

今や大人気のローマンシェード。
スタイリッシュなプレーンシェードや組み合わせをお楽しみいただけるペアシェードなど種類がいっぱい。
電動開閉式もお勧めです。

ローマンシェード-2 バルーンシェード

   バルーンシェードバルーンシェード
   オーストリアンシェードオーストリアンシェード
   ラウンドシェード[ピーコック]ラウンドシェード[ピーコック]
   ティニーシェードティニーシェード

ウィンドウトリートメントという言葉がぴったりくるのがこのスタイル。柔らかな布にしか出せない表情は見るものをあきさせません。

スタイルカーテン

   スカラップスカラップ
   センタークロスセンタークロス
   クロスオーバークロスオーバー
   セパレーツセパレーツ
   タックアップタックアップ

お庭へのドアやリビングルームの大きな窓、出窓のような人々の目が集まる印象的な窓にぴったりの、演出性豊かなカーテンといえばこれ。
エレガントな裾のラインが人気のスカラップカーテンにも、さまざまなバリエーションがあります

ロールスクリーン

カジュアルなイメージのあるロールスクリーンですが、窓との組み合わせ、色柄の選び方ひとつで全く違った表情になります。

カーテンアクセサリー

   タッセルタッセル
   ブレードブレード
   ロープロープ
   ボーダーボーダー
   バイアステープバイアステープ
   キータッセルキータッセル
   フレンジフレンジ
   リボンリボン
   ループボタンループボタン

 カーテンを束ねるタッセル、縁を飾るロープにフレンジ、リボン。
 アクセサリー選びもカーテンスタイルの大切なポイントです。